私の石に対する見方を変えた不思議な体験

- Category - 誕生石の思い出

パワーストーンの魅力ってなんでしょうか。

「願い事や夢の手助けをしてくれる」

「身につけることで心身に良い効果を得られる」

「天然石が出来上がるまでの長い時間と歴史にロマンを感じる」

「ジュエリーとして魅力的」等。

 

人によって石が好きな理由は様々だと思いますが、以前までの私は、

単に「綺麗だから」という理由で石を持っていました。

パワーストーンとしてではなく、単に綺麗な鉱物として持っていたんです。

 

ところが、いくつかの不思議な体験を通して私の石に対する見方が変わりました。

もしかしたらパワーストーンには、特別な何かが本当にあるのかもしれない、

と思うようになったんです。

 

今回は、私が過去に経験した石にまつわる不思議な体験のうち、

石に対する見方が変わる最初のきっかけとなったお話をしたいと思います。

 

私がパワーストーンにただの鉱物以上の何かを感じたのは、初めてアクアマリンを購入したときでした。

ずっとほしかったのですが、ジュエリーとしても人気の高いアクアマリンは、

鉱物の中でも少し高価なもので、それまでの私のお小遣いでは気軽に買える石ではありませんでした。

 

ある日、パワーストーンのアクセサリーを売っているお店に入った時、

偶然ハート型の小さなアクアマリンのペンダントを見つけました。

正直クオリティはお世辞にも高いとは感じませんでしたが、

値段が安めだった事もあり、どうしても一つアクアマリンを持っておきたかった私は、

あまり綺麗とは感じなかったものの、妥協してそのペンダントを購入しました。

 

売れずに長い間店に置かれていたのでしょうか。

少し埃っぽく感じた私は、水で洗ってじっくり観察した後、

家に置いてある水晶と一緒に飾り、しばらくそのまま部屋に放置していました。

 

実はそれまでに、私はたくさんの鉱物をコレクションとして部屋に飾っていましたが、

アクセサリーに加工してある石を購入したのはその時が初めてで、

身につけることにほんの少し抵抗があったのです。

身につけることで石に傷がついたりするかもしれないという不安があったからです。

時々手にとって眺める程度で、アクセサリーとして身につけることはしませんでした。

 

それから何日か経ち、眺めているうちに少し着けてみたくなった私は、

その日の朝アクアマリンを着けて外出しました。

外で時折指で触っては満足し、その日は一日なんとなく楽しい気分で過ごしました。

 

私が石の変化に気づいたのはその日の夜、家に帰って入浴前にペンダントを外したときです。

もしかしたらその日の外出中、石に何かが起きていたのかもしれませんが、

ペンダントは短い鎖だったので身につけたまま石を観察することは難しく、

その時まで全く変化に気づきませんでした。

黄色みを帯びた淡い緑色の部分と白い部分の混じったアクアマリンだったはずでしたが、

緑色だった部分は綺麗な水色から少し濃い目の青い色合いに、

白かった部分は白さが目立たなくなり、

全体的に黄緑色だった石は綺麗な青色に変わっていました。

そして、そのアクアマリンの変化後の色合いは、私がほしいと思っていた石の色合いまさにそのものでした。

 

私は慌てて、明かりの色合いのせいではないかと、部屋を変えて観察してみたりもしましたが、

本当にまるで変わっていたのです。

石を購入した時一緒にいた他の家族にも見せてみましたが、やはり家族も私と同じ反応でした。

 

鉱物の中には、色が途中で変わるものも確かに存在します。

アメジストのように日光に長くあてると色が褪せてしまう退色性の顕著な石。

マラカイトのように水や酸に弱く、長時間(ものによっては短時間で)

当たると石の表面につやがなくなり色が変わってしまったように見える石。

アイオライトのように見る方向性により色が変わって見える多色性が顕著な石。

他にもブルーアンバーのように、石(アンバーは樹脂で出来てますから石とは呼ばないかもしれませんが)

に含まれる成分から、光線の種類によって色が変わって見えるもの(紫外線などが影響するようです)等。

 

私は石が好きで、よく石の本を読んだり調べたりしていましたが、

アクアマリンにそのような大きな変化が現れるといった話をそれまで聞いたことがなく、

なにより私の目にはその石の変化はそういった類の変化とは違うものにうつりました。

 

そこでふと、以前呼んだ本の中に

「パワーストーンは身につける人によってその様相を変え、その人の分身のようになっていく」

と書いてあったのを思い出しました。

これを読んだ当時の私は、人によって傷がつかないように慎重に扱う人もいれば、

常に持ち歩いて傷や汚れがついても気にせず大事にする人もいるわけで、

買った時は同じような石でも、長い間持っていれば持つ人により

少しずつ石の外観がかわるのは当然だろうと考え、特別不思議な事とは捉えていませんでした。

 

そこに書かれていたパワーストーンの効能についても、

確かに身に着けて効果があったと感じた人もいるのだろうけど、

それは効果があると信じて着けた人の気持ちの持ちようや、

それによる安心感が、結果としてその人の対応や行動を変え、

生活に良い変化をもたらしたのではないかと、勝手に推測していたのです。

 

正直な話、「石そのものに不思議な力がある」という事については少し疑っていました。

しかしそのアクアマリンの変化をきっかけに、

私はそうした本に書いてあるパワーストーンの効能についても考えを改めました。

不思議なことが起こる明確な理由がその時の自分にわからないからといって、

自分の考えられる理屈の範囲内に物事を当てはめようとするのは、一種の傲慢ではないかと思ったのです。

私が知らなかっただけでこのアクアマリンの変化も、見る人が見れば不思議でない事かもしれません。

 

購入した石は、元々光に透かしてみてもあまり透き通って見えない透明度の低いものでした。

もちろんそれが変化後いきなり透明になったという事はありません。

ですが、身につけて短期間で色が変わったのは事実です。

これは実際に見なければ話に聞いても私は信じられなかっただろうと思います。

今では、わからないことはわからないままで、その真偽は問わず

「そういったこともあるかもしれない」と受けとめるようになりました。

 

ところで、縁結びなどコミュニケーションに関する効果で知られるアクアマリンですが、

その効能の一つに「固定観念を崩し、柔軟な思考や発想を鍛える」というものがあるのです。

これは後日気づいたことですが、今思えば見知らぬ新しいものに懐疑的で頭の固かった私を、

石が鍛えてくれたのかもしれませんね。

 

ここまで読んでくださったあなたが、もし今少しでもパワーストーンに惹かれているのなら、

ぜひ自分の好きな石を一つ気軽に持ってみてほしいなと思います。

私と同じように不思議なことを経験するかもしれないし、何も変わらず効果も実感しないかもしれません。

パワーストーンそのものに、そうした不思議な力が本当にあるのかどうかも、私にはよくわかりません。

ただ私は、人が何かに興味をもつというのは、それを通じて得るものの中に、

今のその人に必要な何かがあるからではないかと思うのです。

それに身近に不思議があるって、夢があって素敵だと思いませんか?



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