オパール

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オパールは、「たんぱく石」ともいい、

含水ケイ酸鉱物の一種です。

つまり、地殻中のシリカといわれる球状のケイ酸の粒が

ゆっくり蓄積し固まったものです。

 

オパール5

 

微細なケイ酸の球が規則正しく配列し、

これが格子をつくり、光の回折と球の大きさによって、

斑の色が青や紫、緑、赤などと違って出現してきます。

これが不規則だと光彩は現れません。

このようなものを、コモンオパールといいます。

 

オパールの含水率は3~10%程度で、

稀に20%ほどのものもあります。

ですから、日光に充てておくだけで水分が失われ、

表面に細かいヒビが入ってきます。

 

色は不純物によっ現れますが、

本来の色は無色または乳白色です。

 

オパールは大別すると、

プレシャスオパール(貴たんぱく石)と、

コモンオパール(普通たんぱく石)があり、

プレシャスオパールは、無色または乳白色の基質から幾種類もの光彩が現れるため、

高価な貴石として珍重されています。

 

その中でもブラックオパールは、鉄の酸化物を含むため基質が黒く、

そこから緑や赤、紫などが浮き出て見え、

オパールの中でも最も価値の高いものとされています。

特に赤系統のものが最も高価値といわれ、

また、斑の大きさや色がよりハッキリしているものが高い評価を受けるようです。

 

オパールの産地は、オーストラリアが代表的で、

世界の約90%を産出しているとされています。

このため、オパール = オーストラリアオパールとも言われ、

白地に遊色効果が浮き上がるのが特徴とされています。

 

また、メキシコオパールというのも有名です。

その名の通りメキシコ産であり、オレンジ色の中に遊色が浮かぶのが特徴で、

「ファイアーオパール」とも言われますが、産出量は多くありません。

これは、火山の溶岩中にケイ酸を含む熱水が入り込んでつくられたものです。

 

オパールの石言葉は「歓喜」・「幸福」です。

古来から様々な願い事を叶えてくれる希望の石として信じられてきました。



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