11月18日誕生石あめ甲

11月18日誕生石あめ甲

11月18日の誕生石 あめ甲
石言葉 持久力、鍛えられた美しい身体
英名 Tortois-Shell
その他の誕生石 パール
11月18日が誕生日の有名人 1980年 岡田准一(V6・歌手)
11月18日は何の日? 雪見だいふくの日
11月18日の誕生花 山百合

 


 

誕生石の説明 11月18日誕生石はべっ甲です。

チーズ色のべっ甲のことをあめ甲と読んでいます。

『持久力、鍛えられた美しい身体』というのが、宝石の持つメッセージだそうです。

 

ウミガメの一種から採れるのですが、

ワシントン条約により、日本でも輸入が禁止されているため、

非常に希少価値の高いものになります。

 

ヒーリング効果としては、愛で包み込みハートを癒す、そして、富と幸運を運び込む、

それから、豊かになれるようサポートする、母性を目覚めさせるなどといった効果があります。

身体への効能としては、邪悪なものから身を守り、体の中の不純物を浄化する働きがあります。

 

原産国は、亜熱帯の珊瑚礁などです。

古くからクシなどの装身具に使われてきているのが特徴的です。

あめ色の部分は、特に亀の甲羅の部分を使うので希少価値が高いのです。

 

頑固さは忍耐強さに、秘密性は計画性に、目的に対し一直線に進むパワーでトップクラスに。

なめらかさと暖かさを与えてくれる効果があるかもしれません。

モース硬度2で爪でも傷つきやすいことから保管の際には、虫除けも必要になります。

 

タイマイというウミガメから採れるのですが、希少価値が高いのが特徴です。

メガネのフレームなどにも用いられていることも多いのが特徴となります。

 

誕生石は守護石となることが多いです。

そのため、アクセサリーとして、身につけられている方が少なくありません。

 

11月18日はミッキーマウスの誕生日であることも有名です。

長寿の象徴とされ、友情を深めるとされています。

 


 

誕生石にまつわるエピソード

私の誕生石と誕生日石

11月18日生まれの私の誕生石はトパーズで、誕生日石はべっ甲です。

 

私が初めて誕生石というものを意識したのは小学六年生の時で、

当時大ヒットした曲「ルビーの指環」の歌詞の

「そうね、誕生石ならルビーなの」から、

クラスの女子たちの間で自分の誕生石自慢が繰り広げられました。

 

ルビー・ダイヤモンド・エメラルド・サファイアの四つが大人気で、

それらの誕生石の子達を、ちょっと羨ましく思ったものです。

 

ちょうどその頃、大好きだった親戚のお姉さんが結婚することになり、

7月生まれのお姉さんは、婚約指輪に誕生石のルビーを貰ったと、

嬉しそうに手をひらひらさせて見せてくれました。

 

深紅のルビーの華やかさが眩しくて、

「私の誕生石のトパーズだとあまり華やかじゃないな…。」

とちょっぴり悲しく思ったりと、

12歳の頃の私には、あまりトパーズは魅力的ではありませんでした。

 

時は経ち、20歳になり就職をした私は、

初のお給料が入って、友達と二人で買い物に出かけました。

服を買うために入ったお店の一隅にアクセサリーの棚があり、

その中央に12個の誕生石の付いたベビーリングが並べられていました。

 

初めて見聞きするベビーリングは小さくてかわいくて、

「赤ちゃんへの誕生記念や、お守りとしてプレゼントされる方がいらっしゃいます。」

という店員さんの声を聴きながら、「私もお守りにしたい」と無性に欲しくなりました。

 

ゴールドの小さなリングの真ん中に、同じ大きさの小さな各誕生石が一個輝いている姿が可愛く、

特に11月の誕生石のトパーズの淡いオレンジがとても素敵に見え、

迷わず購入することにしました。

 

12歳の頃、魅力的ではなかったはずのトパーズが、

その時の私には一番に輝いて見えたのです。

 

初給料で買ったトパーズのベビーリングは、

手持ちのネックレスのペンダントトップにして、ほぼ毎日のように身に着けていました。

自分ではよくわからないけれど、何か運命のようなものを感じて、

このトパーズを手にしたような気がして、身に着けていると安心できたような気がします。

 

就職したばかりで不安だらけだった私が、

何かに縋り付きたいと心のどこかで思っていて、

そういう時に出会ったことで、余計にそう感じたのかもしれません・・・。

 

それ以来、人から頂いたり、自分で購入したりと少しだけ宝石を手にしましたが、

誕生石のトパーズは、この一個だけしか手にすることはありませんでした。

あの初給料を手にトパーズに出会った時のような、

欲しいという感覚にはこれまでならなかったのです。

本当に自分にとって不思議で素敵な出会いだったと思います。

 

今現在は、身につけることは少なくなり、

よく目につく場所に飾っていることがほとんどなのですが、

少し気持ちが不安だったりするときに目にすると、

不思議と心が落ち着き、少し安心を得られる感じは今も変わらずです。

 

 

誕生日石であるべっ甲は、誕生日石だということをまだ知らなかった20代に、

義母からバチ型のカンザシを頂きました。

義母は日頃から着物を着る人で普段着のごとく着物を着ている姿がとても粋で格好いい人です。

 

頂いた当初、というか今でもですが、私はあまり着物を着る機会がなく、

片手で数えるほどしかない機会には、ここぞとばかりに必ずそのカンザシを髪に挿しました。

 

ただ、20代30代の頃はあまりしっくりせず、べっ甲に完全に貫禄負けしていたのですが、

年齢の成せる業か自分の思い込みか、年齢に応じて漸く少しだけ似合ってきた気がします。

 

義母から頂いたときは、あまりべっ甲の良さもわからず、

義母には似合うべっ甲も、私には宝の持ち腐れだなと思っていました。

 

似合いだしたように感じ始めた頃、誕生日石だということも知り少しずつ愛着が湧いてきました。

あまり宝飾品を持ち合わせない私ですが、

誕生石と誕生日石の二つを偶然手にしていたことに不思議な縁のようなものを感じます。

 

べっ甲のカンザシは着物とともに収納していて、時折手に取って眺めては、

ただただ撫でるのが、とても心を落ち着かせてくれます。

トパーズの場合もそうですが、誕生石だと意識するから余計にそう感じるのかもしれません。

 

けれど、気の持ちようであっても、私の心への作用は大きなもので、

特に安心感を得られたように思います。

ただ手で撫でた後は、慌てて眼鏡拭きで必ず丁寧に拭いてからしまうようにしています。

べっ甲は天然のタンパク質のため虫に食べられることもあると聞いたことがあったので…。

 

私の持っているトパーズとべっ甲は、二つとも黄色っぽい淡いオレンジのような色味です。

私は寒色系の持ち物が多いので、その色味は新鮮でもありました。

暗めの色の持ち物ばかりのなか、ポッとほのかな明かりが灯されたような感じで、

控えめながら存在感があります。

 

本当に小さな石でも、人の気持ちを変える力があることがすごいなと思います。

人それぞれに、お守りなどの何か心の支えになるようなものを

人生の節目に手にすることがあるかと思います。

私の場合は、それが誕生石と誕生日石でした。



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