水晶購入時の注意点、失敗しない選び方。


パワーストーンって綺麗ですよね。

私は小さい頃から石が好きで、今のようにパワーストーンのお店があまりなかった昔は、

鉱物店のイベントがあると大喜びで、

貯金していたお小遣いを全て石につぎこんでいたのを覚えています。

 

パワーストーンのブーム以降は石を扱う店が増えて、

珍しい石も手に取ることが容易になりました。

石に興味をもつ人も増えて石好きの私としても嬉しい限りです。

 

そんな私が今回伝えたいのは、「石の選び方」です。

 

パワーストーンの本などによく書かれている選び方は、

自分のそのときの気分で、なんとなく気になるもの、

ふと店の中で目にとまったもの、触ったときに落ち着くもの、

など自分の感性で選ぶと良いと書かれているものが多いですが、

石を購入する時、私がまず第一に気にしてほしいのは、

石との相性うんぬん以前に、まず「その石が本物の水晶なのか」ということです。

 

残念なことに、パワーストーンがあちらこちらで購入できるようになった一方で、

天然の石ではない人工の石や、

練り水晶と呼ばれる一度溶かした水晶を固めたガラス

(一度溶かしてしまうと成分は基本的に変わらないので、ガラスと同じです)、

天然の石には違いないけれど上から色を塗ったものなどが、

天然石にまじって売られているのを度々目にします

(黄土色の石に、赤い色を上から塗ってカーネリアンと書かれていた事もありました)。

 

購入する人がそれでもいいと納得して、購入するならば特に問題はないと思うのですが、

店によっては特に説明されずに石の名前だけ書いてある、という事も多く、

天然石と一緒に並べて置かれると本物(自分の求めている石)かどうかわかりませんよね。

 

私は石を買い始めたばかりの子供の頃、よくまがいものをつかまされていました。

今から購入をお考えの方はぜひ気をつけてください。

 

 

 

人工石や上から色を塗ったものは、石をたくさん見て慣れてくると違いがわかってきますが、

練り水晶は一見本当にわかりづらいです。

お店の人に聞くのが一番早いですが、自分で確認できればより安心しませんか?

もし機会があれば、ぜひ一度水晶を購入される際にこの見分け方を試してみてください。

 

 

【水晶の見分け方】

①まずクラスターと呼ばれる結晶の塊で売られている場合、まず偽物はありません。

ガラスで精巧に再現するのは無理だからです。

 

②それ以外の表面を磨いてある水晶の場合、

自分の髪の毛をおいて、その髪の毛にくっつけるようにして水晶ごしに髪の毛をみてください。

そのときに1本の髪の毛が2本に見えたなら、それはガラスでない証拠です。

見るときに水晶をいろんな方向に傾けてみてください。

ある方向から見た時2本に見えるはずです。

丸く磨いてある水晶だと見やすいですが、そうでなくても見えます。

 

③小さい水晶だったり形が細長かったりで、上の方法だと確認しづらい場合、

その水晶をまとめて手に持って冷たさを確認してください

(小さいものだと一粒手に持っても、温度を確認しづらいかと思いますので)。

 

水晶は結晶構造が綺麗でガラスに比べて熱伝導率が高いため、

握ってみると、水晶ならガラスに比べてひんやりと冷たいはずです。

ただ、これは少し慣れが必要かもしれません。

 

水晶には、先にお話した練り水晶(つまりガラス)の他に、

合成水晶という同じ成分から人工的に作り出した水晶もあります。

こちらは出来方が違うだけで天然の水晶と性質は変わりません。

 

もし天然の水晶か合成水晶かをきちんと確認したければ、

お店の人に聞いてみるか、鑑定に出すしかないと思います。

 

最後に、お店の人に天然の石かどうかを尋ねる際には「本物かどうか」を問うのではなく、

一度溶かして固めたような加工品なのか、それとも自然から採掘して磨いたものなのかなど、

「詳しく尋ねること」をおすすめします。

人によっては、成分が同じであれば出来方は違えど、

どれも同じ「水晶」だという考えの方もいらっしゃいますので…。

 

それでは、石に興味を持った全ての人に、良い石との出会いがありますように。

 

 

ガラス玉と水晶玉の見分け方

水晶玉とガラス玉の区別は、実は素人はもちろんのこと、

鉱物に詳しい人でも、簡単には区別ができないと言われています。

 

ですから、ある程度目利きができる人でも、

市販されている水晶玉のほとんどがガラス玉であると思い込んで、

一般の人たちにもそのように言っているケースが多いとされています。

 

とはいえ、この2つを区別するには、

何やら凄い機械を使わなければならないだとか、

専門家に依頼しなければならないだとかいうことはありません。

意外にも簡単に、家庭でできることなのです。

 

用意するのは、真偽を確かめるための、水晶玉もしくはガラス玉、

そして偏光版2枚

これだけです。

偏光版は普通に市販されています。

 

やり方は、左と右の手で偏光版を1枚ずつ持ち、

それを明るい所で2枚重ね、手前側の1枚を回転させると明るさが変化します。

最も暗くなったところで2枚の偏光版の間に、水晶玉を入れて回転させると、

同心円状の目玉と、それから放射状に伸びる4本の黒い筋が見えてきます。

これが現れたものが本物の水晶です。

 

ガラス玉の場合は目玉は現れません。



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