10月14日の誕生石 | トラピッチェ・エメラルド |
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石言葉 | 回転 |
英名 | trapiche emerald |
その他の誕生石 | アメシスト |
10月14日が誕生日の有名人 | 1970年 永作博美(タレント) |
10月14日は何の日? | 鉄道の日 |
10月14日の誕生花 | 菊 |
誕生石の説明 | トラピッチェ・エメラルドという石は、10月14日の誕生石です。
この石は、名前の通り、世界四大宝石の一つに数えられているエメラルドの一種です。
この石の歴史は古く、古代バビロニア時代から人々に宝石として愛されて来ました。 石には6本の黒いラインが入っているのが特徴で、 そのため、スペイン語でサトウキビの収穫時に使われる機械の歯車である 「トラピッチェ」という名前が付けられたのです。
トラピッチェ・エメラルドの主な産地はコロンビア・ブラジル・ジンバブエなどで、 モース硬度は7.5~8.0です。 宝石言葉は「回転」、和名では「翠玉(緑柱石)」と呼ばれます。 インクルージョンがとても多いので、衝撃に弱く、割れやすいので扱いには注意が必要です。
また、浄化方法としては、 クラスター・セージ・月光浴・日光浴・エッセンス・音・映像 が向いており、流水は適していません。
トラピッチェ・エメラルドは持ち主を宇宙に繋がる叡智に繋げる力があるため、 知的な職業をしている人が持つのに向いています。 また、直観力や記憶力を高めたりもします。 さらに、目的達成のための情報をより多く集め、多角的に物事を捉えるサポートをしてくれるので、 結果として目的の達成を早めます。
その他にも、トラピッチェ・エメラルドは相手のハートに働きかけるパワーが強いので、 気になる異性に自分の魅力をアピールしたい時や、 パートナーの浮気防止などにも役立つ石として知られています。 |
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誕生石にまつわるエピソード |
生涯のお守りに、誕生石はいかが友人の話です。 高校受験を目前に、ゲン担ぎに誕生石を持ち始めました。 彼女のおばあさんが旅行のお土産に買ってきたストラップでした。
彼女は10月14日生まれなので、誕生石はエメラルドでした。 エメラルドといってもガラス玉で、 金メッキの台に宝石のようなカットの入った緑色の粒がはめてあるものだったそうです。
一応、誕生石と銘打ったお守りシリーズの一つだったため、 彼女はそれをペンケースにぶらさげ、 学校でも塾でも机の上に置いてときどき眺めていたのだと言いました。 本物ではなかったということなので、数百円程度のものではないかと考えられます。
エメラルドには、困難に打ち勝つ精神力を与え、成功をもたらす効果があると言われています。
彼女によれば、中の上程度だった学力は徐々に向上していったものの、 受験当日は合格にも不合格にも転びうるレベルだったということです。
しかし結果として、彼女は第一志望の高校に進学しました。 進学先は、その界隈ではトップ校と呼ばれるところでした。 実力なくして合格できるところではないのですが、 運が味方したのだ、と彼女は言っていました。
彼女が落ち着いて入試に挑めたのは、受験期にいつもそばにあった 「おばあちゃんの念がこもった」誕生石のおかげだったのだそうです。 ガラス玉でも効果があるのだから、と、 大学受験時には本物のエメラルドのついた一、二万円のネックレスを買ってもらい、 肌身離さず身につけるようになったそうです。
そのネックレスを見せてもらったことがあります。 鮮やかなグリーンに光があたって複雑に反射するのを眺めていると、 心の奥がすっと落ち着いていくようでした。
「おばあちゃんの念」は私にはわかりませんでしたが、 そのときは、その誕生石に人の気持ちを癒やす不思議な力があるのかもしれないと感じました。
時は流れて、今では彼女がどうしているのかわかりません。 私は結婚し、娘も生まれました。 そんなとき、ふと、エメラルドの誕生石の話を思いだしたのです。
幼い娘を保育園に預けて仕事復帰することを考えたとき、 娘をそばに感じられるように身につけよう、と思ったのです。 受験に限っていえば、神社などのお守りでも効果があるかもしれません。 でも、誕生石のネックレスは、社会人になった今もきっと彼女を守り続けていることでしょう。
誰しも不安になったり迷いが出たりするときはあります。 生涯の心のよりどころになるように、 誕生石のアクセサリーをこっそり身につけてはいかがでしょうか。 |
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