8月2日の誕生石「ブルー・クォーツの勾玉」

8月2日の誕生石「ブルー・クォーツの勾玉」

8月2日の誕生石 ブルー・クォーツの勾玉
石言葉 生命の誕生
英名 Blue Quartz
その他の誕生石 アイオライト
8月2日が誕生日の有名人 1941年 ポール牧(コメディアン・僧侶)
8月2日は何の日? カレーうどんの日
8月2日の誕生花 やぐるまぎく

 


 

誕生石の説明 8月2日の誕生石である「ブルー・クォーツの勾玉」

古代から「魔を避け、幸運を授かるもの」とされていました。

 

古代の日本における装身具のひとつであり、

丸く膨らんだ一端に穴をあけて紐を通し、首飾りとしました。

孔のある一端を頭、湾曲部の内側を腹、外側を背と呼びます。

宝石言葉は、「生命の誕生」となります。

 

8月2日の誕生石「ブルー・クォーツの勾玉」のパワーストーン効果については、

クォーツにトルマリンが入ることによって、パワーストーンとしての効果が倍増されています。

過去のトラウマを捨て去り、前向きに生きていくことに効果があります。

また、前向きになることで人に好印象を与え、人間関係を良好にする効果もあります。

 

天然水晶の青や赤は極端に少なく、市場に流通している大半は、

無色透明の水晶をブルーに変色させた加工石の人工結晶となります。

巴型・コの字型・コンマ型のその形状は、動物の牙であったとする説や、

太極図を表すとする説、母親の胎内にいる初期の胎児の形を表すとする説など、諸説存在しています。

 

また、ブルー・クォーツは本来、ブルー・トルマリンの繊細な針が、

インクルージョンされた藍針水晶のことを指します。

 

ブルー・クォーツの勾玉は、目標が達成できるよう根気強さを養い、

粘り強い精神力を維持するように、働きかけるとされています。

サイキックな面に反応し、第三の目を開くサポートを行うとされ、

瞑想に使用すればスピリチュアルな世界との交信を手助けし、

本来の目的の達成に役立つとされています。

 


 

誕生石にまつわるエピソード

誕生石の思い出

私の誕生日は8月2日です。

私の誕生石は20歳の頃にアルバイト先で出逢ったお客様に頂いたものです。

 

私は田舎のスナックでアルバイトを始めた時に東京から転勤してこられたお客様に出会いました。

そのお客様もお店に初めてこられた方で初出勤の私はそのお客様に付く事になりました。

その方をTさんと呼びます。

 

初出勤で緊張している初心者の私にその方はとても優しく喋ってくださり

楽しい時間を過ごすことができました。

私はバイトにも慣れて出勤日数を週5回に増やし常連のお客様とも仲良くなる事ができ

バイトが毎日楽しくてバイトに行くのが楽しみになる程でした。

 

そしてTさんもよくお店にきてくれるようになり私の初めてのお客様となりました。

連絡先も交換して、同伴やアフターもよくするようになりました。

 

年齢は私より15歳上の35歳だったので私の恋愛対象でもなく、

もちろんお客様だったのでそういった対象ではなかったのですが、

Tさんは私の事を「妹のようだ。」と言っていつもお店にくるたびに可愛がってくれていました。

 

Tさんは週3回程お店にきてくれました。

お店のママと三人で同伴したりアフターに行ったり、

休みの日に県外に出かけたりするぐらい仲が良かったです。

 

Tさんに「ゴルフを練習しなさい」と言われ、

ゴルフの打ちっぱなしや練習に付き合ってくれたりダーツないろんな遊びも教えてくれました。

 

そんなある日お店で私のバースデーイベントが開催されました。

常連さんから沢山のお客様がお祝いしてくれました。

プレゼントもぬいぐるみやお花、ケーキやシャンパンなど沢山頂きました。

 

そしてTさんからは8月2日の誕生石のブルー・クォーツのブレスレットを頂きました。

素敵な女性になるようにとこのブレスレットを選んでくれたようです。

 

私はTさんから頂いた誕生石のブレスレットを気に入り毎日つけていました。

そしてとても大切にしていました。

 

お店で働くようになって1年が経った頃、

私は仕事中に酔っ払い、そのままお客様と飲みにアフターに行った時に

大事にしていたブレスレットが何かの拍子に破れてしまいました。

破れたブレスレットを持って家に帰ったのですが

ショックというよりも、Tさんに頂いたブレスレットを壊してしまい

Tさんに合わせる顔がないと反省していました。

 

Tさんがお店に来てくれた時に、ブレスレットを壊してしまった事を正直に話しました。

Tさんは少し怒っていました。

せっかくプレゼントで貰ったものを壊すなんて。

というよりか、「酔っ払っていたとはいえどうして物を大切にいないんだ。」と怒られました。

私は深く反省しました。

 

その日からTさんはしばらくお店には来てくれませんでした。

私はブレスレットを直そうとしましたが自分では直せるわけがなくて修理に出すことにしました。

 

ブレスレットが修理から返って来ても私はブレスレットをつけませんでした。

また壊してしまったらどうしようと思い、大切にしまっておきました。

 

そんなある日、Tさんがお店にきてくれました。

もう一度壊してしまった事を謝りました。

そしたら、「もう怒ってないよ。」と言ってくれた。

そしてTさんも「怒ってごめん。」と謝って来ました。

 

修理に出したと伝えると、またつけて欲しいと言ってくれたので

しまっておいたブレスレットを再びつけました。

そして、しばらくお店に来れなかった理由を話してくれました。

 

銀行に勤めているTさんは数年に一回転勤があるようです。

この町にきてTさんは3年目でした。

再び転勤が決まってしまったようで東京に戻る事に決まったそうです。

 

もちろん、お店のママや私も悲しかったです。

そしてお別れ会をする事になったのですが、

私はTさんにどうしても渡したいものがあって、いろんなショップに行きプレゼントを探しました。

 

私が探していたプレゼントはTさんの誕生石のターコイズのアクセサリーです。

私の誕生日に、誕生石を頂いたので、

その関連でどうしてもプレゼントしたくてTさんに似合いそうなものを探しました。

なかなか良いものがなく、ハンドメイドで自分で作る事にしました。

 

アクセサリーを作るのは思った以上に難しかったのですが

なんとか出来てお別れ会の時にTさんにプレゼントしました。

ネックレスを作ったのですが、とても喜んでくれました。

大切に毎日つけると言ってくれました。

 

そしてお別れの日が来ました。

お店のママと私は駅まで行きお見送りする事にしました。

アルバイト先で出会っただけなのに、とても仲良くなり

お別れするのがとても寂しくて泣いてしまいました。

お互い元気でいる事を約束し、東京に帰って行きました。

 

それから数年後、お盆休みや長期休暇のたびにこちらの町にTさんは遊びに来られ

一緖にゴルフを回ったり居酒屋に飲みに行ったりしていました。

 

その数年後、私は26歳になり結婚して出産してからは、

育児に追われ忙しくてTさんには全く会えていないのですが

たまあに「元気にしてるか?」と連絡がきます。

 

またいつかTさんに会いたいと思っています。

Tさんから頂いたブルー・クォーツのブレスレットは未だに大切にしています。



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